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オリジナルのトレカを作成するには?販促やブランディングに活用しよう!

「自社のキャラクターやブランドをトレーディングカード(トレカ)にしたい」
「イベントのノベルティや販促グッズとしてオリジナルトレカを活用したい」
このように考えている企画担当者の方は多いのではないでしょうか。
近年、アニメ・エンタメ業界やイベント業界を中心に、オリジナルトレカは集客・ブランディング・ファンエンゲージメント向上のための強力なマーケティングツールとして注目を集めています。
しかし、いざオリジナルトレカの作成を検討しようとしても、「どこに依頼すればいいのか」「費用はどれくらいかかるのか」「どんな仕様で作ればいいのか」と悩む方も多いはずです。
本記事では、オリジナルトレカの作成方法から活用事例、発注時のポイントまで、企画担当者が知っておくべき情報を徹底的に解説します。
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オリジナルトレカをビジネスに活用するメリット
オリジナルトレカは、単なる「紙の印刷物」にとどまらない非常に高いマーケティング効果を秘めています。
特にアニメ制作会社やイベント会社において、なぜトレカが選ばれているのか、その4つのメリットを解説します。
ブランド認知度・ファンエンゲージメントの向上
トレーディングカードは、自社のキャラクターやIP(知的財産)、イベントのキービジュアルを美しく、コンパクトに表現できるメディアです。
ファンが手元に所有し、コレクションすることで、ブランドに対する愛着(エンゲージメント)が深まります。
また、カードホルダーにファイリングしたり、スマートフォンのケースに挟んで持ち歩いたりすることで、日常的にブランドと接触する機会が増え、マインドシェアの向上につながります。
イベントや販促キャンペーンとの相性が抜群
トレカは、イベントの入場特典や、物販の購入特典(例:「2,000円購入ごとにランダムで1枚プレゼント」など)として非常に導入しやすいアイテムです。
低コストで製作できるため、配布のハードルが低く、購買単価のアップや来場促進の直接的なトリガーとして機能します。
コレクション性による口コミ・拡散効果
「全種類をコンプリートしたい」というコレクター心理を刺激することで、ファン同士のコミュニケーションが活発になります。
特にSNS(旧Twitterなど)上での「譲渡・交換(トレード)」の投稿は、ハッシュタグを通じて自然なUGC(ユーザー生成コンテンツ)の創出につながり、イベントや作品の認知度を爆発的に広げるきっかけになります。
他のノベルティグッズとの差別化が図れる
定番のノベルティであるクリアファイルや缶バッジ、ステッカーなどと比較して、トレカは「ゲーム性」や「レアリティ(希少価値)」を持たせやすいという特徴があります。
キラキラと光るホログラム加工や、シリアルナンバー入りの限定カードを混ぜることで、ほかのノベルティにはない「特別感」と「プレミアム価値」を演出できます。
オリジナルトレカの作成方法3つ
オリジナルトレカを作成する方法は、予算、製作ボリューム(ロット)、求めるクオリティに応じて大きく3つの選択肢に分かれます。
①印刷会社・専門業者に外注する
最も推奨されるのが、トレーディングカードの印刷を得意とする専門の印刷会社へ外注する方法です。
メリット
- 市販のトレカと同等、あるいはそれ以上の極めて高いクオリティで製作可能。
- ホログラム加工や箔押しなどの特殊加工、アルミ袋へのパック封入(ランダムアソート)まで一貫して依頼できる。
デメリット
一定以上のロット数(数百部〜数千部)がないと、1枚あたりの単価が高くなる場合がある。
こんな場合におすすめ
アニメ公式グッズ、大規模イベントの入場特典、本格的な販売用グッズなど、クオリティと信頼性を最優先したい場合。
②オリジナルグッズ作成サービスを利用する
Web上でデザインデータをアップロードするだけで、1個からでも手軽にグッズが作れるオンデマンドの作成サービスを利用する方法です。
メリット
- 小ロット(1枚〜数十枚単位)から低コストで作成可能。
- Web上のシミュレーターで完成イメージを確認しながら直感的に発注できる。
デメリット
- 選べる用紙やサイズ、特殊加工の選択肢が少ない。
- パック封入などの複雑なアセンブリ(内職作業)に対応していないことが多い。
こんな場合におすすめ
小規模な同人イベント、社内向けの記念品、限定的なプロモーションで、予算と手軽さを重視したい場合。
③自社・自前で作成する(小ロット向け)
オフィスプリンターやカッティングマシン、ラミネーターなどを使い、自社内で内製する方法です。
メリット
- 印刷費や外注費をほぼゼロに抑えられる。
- デザインの変更や試作(プロトタイプ)を即座に行える。
デメリット
- カットのズレや色ムラが発生しやすく、市販品のようなクオリティは望めない。
- 手作業による膨大な時間と労力がかかる。
こんな場合におすすめ
本格的な配布・販売の前に、サイズ感やデザインのバランスを確認するためのテスト印刷(モックアップ作成)。
オリジナルトレカを作成するときに決めるべき仕様
オリジナルトレカを外注する際、仕様の選択によって仕上がりやコストが大きく変わります。
企画段階で以下の5つのポイントを決めておきましょう。
カードサイズ・厚みの選び方
トレカのサイズは、一般的に以下の2つの規格が主流です。
市販のカードスリーブやファイルに収まるサイズにすることで、ファンがコレクションしやすくなります。
レギュラーサイズ(ポーカーサイズ):63mm × 88mm
ポケモンカードゲームやマジック:ザ・ギャザリングなどで採用されている標準的なサイズ。
ビジュアルを大きく見せたい場合におすすめです。
スモールサイズ(ミニサイズ):59mm × 86mm
遊戯王カードなどで採用されているサイズ。
女性の手にも収まりやすく、スマートな印象を与えます。
また、カードの厚み(用紙の重さ)は、市販のトレカと同等の硬さを持たせるために、「四六判220kg〜260kg」を選ぶのが一般的です。
ペラペラな用紙を避けることで、高級感を担保できます。
印刷方式(オフセット印刷・オンデマンド印刷)の違い
印刷方式は、制作枚数によって使い分けます。
| 印刷方式 | 特徴 | メリット | 適したロット数 |
|---|---|---|---|
| オフセット印刷 | 版を作ってインクを紙に転写する伝統的な方式。 | 大ロット時の単価が安い。細部まで精細で、色再現性が高い。 | 数千枚〜数万枚以上 |
| オンデマンド印刷 | 版を使わず、デジタルデータを直接レーザーやインクジェットで印刷する方式。 | 版代がかからないため、小ロットでも安価。納期が早い。 | 数十枚〜数百枚程度 |
表面加工(グロス・マット・ホログラム・箔押しなど)の種類
カードの表面加工は、ビジュアルの魅力を引き立てる重要な要素です。
グロスPP加工
表面に光沢のあるフィルムを貼る加工。色が鮮やかになり、一般的なトレカらしい仕上がりになります。耐久性も向上します。
マットPP加工
光沢を抑えた、しっとりとした質感の加工。高級感や落ち着いた雰囲気を演出したい場合(例:大人向けの作品や、美術系のイベントなど)に最適です。
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ホログラム加工
光の当たり方でキラキラと輝く加工。
星柄、レインボー、格子柄などがあり、「レアカード」の演出に欠かせません。
箔押し(ホットスタンプ)
金や銀の箔を熱と圧力で転写する加工。
ロゴやサインなどを箔押しにすることで、最高レアリティの「ウルトラレア」や「シークレットレア」にふさわしい特別感が出ます。
カードの枚数・種類(レアリティ設定)の設計
「全何種類にするか」という設計は、コレクション性に直結します。
たとえば、「ノーマルカード15種、ホログラム仕様のレアカード3種、箔押し仕様のスーパーレア1種」といったように、レアリティ(希少度)の階段を作ることで、ファンの「もっと集めたい」「レアを引き当てたい」という熱量を高めることができます。
パッケージ・封入仕様の検討
カードをどのような状態で配布・販売するかも重要です。
中身が見えない「アルミ蒸着袋」を用いたブラインドパッケージにすることで、開封時のワクワク感を演出できます。
1枚ずつの個包装だけでなく、「1パック5枚入り」のように複数枚をまとめてパックにするアセンブリ(封入作業)も、専門業者であれば対応可能です。
オリジナルトレカ作成の費用の内訳
オリジナルトレカの製作予算を組むにあたり、どのような要素で費用が変動するのか、またコストを抑えるためのポイントを解説します。
印刷費用に影響する主な要素
トレカ作成の総額は、主に以下の要素の掛け合わせで決まります。
総発行枚数(ロット)
枚数が多いほど1枚あたりの単価は下がります。
デザインの種類数
たとえば「総数1,000枚」を作る場合でも、「1種類×1,000枚」と「10種類×100枚」では、後者の方が版代(オフセット印刷の場合)やデータ処理費が高くなります。
用紙と表面加工
特殊なカード紙の使用や、ホログラム・箔押しなどの特殊加工を追加するほど、加工賃が加算されます。
アセンブリ(パッケージング)費用
「バラ納品」が最も安く、「1枚ずつOPP袋入れ」「5枚ずつアルミ袋にランダム封入(シャッフル)」など、人の手や機械による封入工程が増えるほど内職費用が発生します。
コストを抑えるためのポイント
限られた予算内で最大の効果を出すためには、以下の工夫が有効です。
裏面デザインを共通化する
カードの裏面をすべて同じデザインに統一することで、印刷の版数を減らし、版代を大幅に節約できます。
特殊加工を「レアカード」だけに限定する
すべてのカードにホログラムを施すのではなく、全体の1割〜2割程度のレアカードのみに限定することで、メリハリをつけつつ製造コストを抑えられます。
適切な印刷方式の選択
500部未満のテストマーケティングであればオンデマンド印刷を選択し、数千部以上の本格的なプロモーションであればオフセット印刷を選択することで、無駄なコストを省けます。
納品形態を工夫する
自社スタッフで袋詰めなどの作業(内職)ができる場合は、業者からは「バラ納品(帯留め)」で受け取ることで、アセンブリ費用をカットできます。
まとめ
オリジナルトレカは、アニメ・エンタメ業界やイベント業界において、ファンエンゲージメントを高め、購買や来場を促進するための非常に費用対効果の高いマーケティングツールです。
魅力的なトレカを作るためには、単に画像を印刷するだけでなく、カードのサイズ、用紙の厚み、ホログラムや箔押しといった表面加工、そして「ブラインドパッケージ」などの演出設計が欠かせません。
まずは「どのような目的で、誰に、何枚配りたいのか」を明確にし、小ロットであれば手軽なグッズ作成サービス、本格的な販促や販売用であればノウハウの豊富な専門印刷会社に相談することをおすすめします。
ファンの所有欲を刺激する最高のオリジナルトレカを企画し、ビジネスの成長に役立てましょう。



