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【トレーディングカードのサイズ一覧】印刷前に知っておきたい比率を種類ごとに紹介

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「オリジナルトレーディングカードを作りたいけれど、どのサイズで設計すればいいのかわからない」
「印刷に出したら既存のスリーブに入らなかった」
――そんな失敗を未然に防ぐために、まず押さえておきたいのがトレーディングカード(トレカ)のサイズ規格です。

ポケモンカードや遊戯王OCG、ワンピースカードゲームなど、人気タイトルによってカードの寸法は微妙に異なり、縦横の比率も一様ではありません。アニメやイベントのノベルティ・グッズとしてオリジナルトレカの製作を検討している企画担当者にとって、サイズ選びのミスは印刷コストの無駄遣いや納期ロスに直結します。

本記事では、主要なトレーディングカードのサイズを一覧で整理した上で、印刷データ作成時に必要な縦横比・解像度の基礎知識、そして用途に合ったサイズの選び方まで徹底解説します。

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目次

トレーディングカードのサイズ早見表|主要タイトル別一覧

トレーディングカードのサイズは、大きく分けて「レギュラーサイズ(スタンダードサイズ)」「スモールサイズ(ミニサイズ)」の2種類に分類されます。

アニメグッズやイベントノベルティを企画する際、どのタイトルと同じサイズにするかを決めることで、ファンが手持ちのスリーブやバインダーをそのまま活用できるようになり、グッズとしての価値が高まります。

カードサイズ分類 寸法(幅×高さ) 代表的なタイトル
レギュラーサイズ 63mm × 88mm ポケモンカード、デュエル・マスターズ、ワンピース、MTG、ヴァイスシュヴァルツ、シャドウバース エボルヴ、ドラゴンボールスーパー
スモール(ミニ)サイズ 59mm × 86mm 遊戯王OCG、カードファイト!! ヴァンガード、バトルスピリッツ

ポケモンカードのサイズ

「ポケモンカードゲーム(ポケカ)」のカードサイズは、63mm × 88mm(レギュラーサイズ)です。

世界基準のデファクトスタンダードとなっているサイズであり、国内外問わず非常に流通量が多い規格です。
ノベルティ制作において最も無難かつ汎用性の高いサイズといえます。

遊戯王OCGのサイズ

「遊戯王オフィシャルカードゲーム(遊戯王OCG)」のサイズは、59mm × 86mm(スモールサイズ/ミニサイズ)です。

レギュラーサイズに比べて幅が4mm、高さが2mm小さく、手の小さい子どもでも持ちやすいのが特徴です。
日本国内のレトロゲームやアーケードカードなどにも多く採用されています。

デュエル・マスターズのサイズ

「デュエル・マスターズ(デュエマ)」は、63mm × 88mmのレギュラーサイズを採用しています。

主に小中学生から大人まで幅広い層に支持されているタイトルであり、カードの厚みもしっかりしているため、重厚感のあるノベルティを作りたい場合に参考になります。

ワンピースカードゲームのサイズ

近年爆発的な人気を誇る「ONE PIECEカードゲーム(ワンピカード)」も、63mm × 88mmのレギュラーサイズです。

コレクション性が非常に高く、美麗なイラストを大きく見せるためにレギュラーサイズが選ばれています。
アニメ系ノベルティを企画する上でのベンチマークとなるタイトルです。

MTG(マジック:ザ・ギャザリング)のサイズ

世界初のトレーディングカードゲームである「マジック:ザ・ギャザリング(MTG)」は、63mm × 88mmのレギュラーサイズです。

このMTGのサイズが、現在のトレーディングカードにおける「世界標準(ポーカーサイズ)」の起源となっています。

ヴァンガードのサイズ

「カードファイト!! ヴァンガード」のサイズは、59mm × 86mmのスモールサイズです。

アニメ展開と連動したプロモーションカード(プロモカード)が多く作られており、イベント配布用としてコンパクトにまとめたい場合の参考規格となります。

ヴァイスシュヴァルツのサイズ

様々なアニメ・ゲームIPが参戦するキャラクターカードゲーム「ヴァイスシュヴァルツ」は、63mm × 88mmのレギュラーサイズです。

アニメのイラストやセリフをカードいっぱいに表現するため、情報量を多く盛り込めるレギュラーサイズが適しています。
アニメ制作会社のノベルティとしては最も親和性の高い規格です。

バトルスピリッツのサイズ

「バトルスピリッツ(バトスピ)」のサイズは、59mm × 86mmのスモールサイズです。

長年愛されているタイトルであり、スモールサイズ用のスリーブや周辺グッズに対応しています。

ドラゴンボールスーパーカードゲームのサイズ

「ドラゴンボールスーパーカードゲーム(フュージョンワールドなど)」は、63mm × 88mmのレギュラーサイズを採用しています。

海外展開を強く意識したタイトルであるため、グローバルスタンダードであるレギュラーサイズが選択されています。

シャドウバースエボルヴのサイズ

アプリゲームから派生したリアルTCG「Shadowverse EVOLVE(シャドウバース エボルヴ)」は、63mm × 88mmのレギュラーサイズです。

アプリ版の美麗なカードイラストを忠実に再現するために、大きなサイズ規格が採用されています。

その他のトレーディングカードサイズ

トレーディングカードの企画を進める際、一般的なTCG規格以外にも、以下のような類似サイズや関連規格との違いを理解しておくことが重要です。

レギュラーサイズ(67mm×92mm)とは

カードサプライ(周辺グッズ)を調べていると「67mm × 92mm」という表記をよく目にします。

これはカード本体のサイズではなく、レギュラーサイズ(63mm × 88mm)のカードを収納するための「スリーブ(保護袋)」の一般的なサイズです。
印刷データを設計する際は、このスリーブサイズと混同しないよう注意してください。

K-POPトレカのサイズ規格

韓流アイドル(K-POP)のCD特典やグッズとして定番の「K-POPトレカ」は、一般的に55mm × 85mmという独自のサイズ規格が採用されています。

これは一般的なTCGサイズ(スモールサイズ:59mm × 86mm)よりもさらに一回り小さく、角が丸くカットされているのが特徴です。
女性向けのイベントやアパレルブランドとのコラボノベルティに適したサイズ感です。

名刺サイズとトレカサイズの違い

日本の一般的な名刺サイズは55mm × 91mm(東京4号)です。

K-POPトレカ(55mm × 85mm)やスモールサイズ(59mm × 86mm)と幅は近いですが、縦に長い形状をしています。
名刺用の用紙や印刷ラインを流用してトレカ風グッズを作ることも可能ですが、市販のトレカスリーブには収まらないため、コレクター向けグッズとしては避けた方が無難です。

L判写真サイズとトレカサイズの違い

一般的な写真プリントの規格である「L判」は、89mm × 127mmです。トレーディングカード(レギュラーサイズ:63mm × 88mm)と比較すると、面積比で約2倍の大きさになります。

ブロマイドやポストカードに近いサイズ感であり、コレクションカードとして財布やカードケースに入れて持ち歩くには大きすぎるため、用途を明確に分けて企画しましょう。

B8サイズ(64mm×91mm)とトレカサイズの違い

JIS規格の「B8サイズ」は64mm × 91mmです。

これは、スモールサイズ(59mm × 86mm)のカードを保護する「硬質カードケース(ローダー)」の基準サイズとしてよく使われます。

また、レギュラーサイズ(63mm × 88mm)のカードをぴったり収納できるギリギリのサイズでもあるため、スリーブやケースを設計・選定する際の重要な指標となります。

トレーディングカードに統一サイズはある?種類によって異なる理由

なぜ、トレーディングカードには複数のサイズが存在し、統一されていないのでしょうか。

その背景には、歴史的な経緯とターゲット層の違いがあります。

トレカサイズに国際的な統一規格は存在しない

工業製品のような国際標準化機構(ISO)による厳密な統一規格は、トレーディングカードには存在しません。

基本的には、各メーカーがゲーム性やターゲット層、製造コストに合わせて独自の判断でサイズを決定しています。

タイトルごとにサイズが異なる背景と歴史的経緯

歴史的に見ると、1993年にアメリカで誕生した「MTG」がトランプ(ポーカーサイズ)に近い63mm × 88mmを採用し、これが欧米におけるデファクトスタンダード(事実上の業界標準)となりました。
一方、日本では1980年代後半から流行した「カードダス(SDガンダムなど)」や、お菓子のオマケカードのサイズ(約59mm × 86mm)が定着していました。
1999年に登場した「遊戯王OCG」がこの日本独自のミニサイズを踏襲したことで、国内では「スモールサイズ」というもう一つの標準規格が確立されたのです。

国内カードと海外カードでサイズが違うケース

欧米では「手の大きさ」や「スリーブの普及状況」からレギュラーサイズ(63mm × 88mm)が圧倒的なシェアを持っています。

そのため、日本国内向けにスモールサイズで開発されたゲームであっても、海外展開(グローバル版)する際にレギュラーサイズへ変更してリリースされるケースがあります。

海外への輸出やグローバル配信アニメのグッズ化を視野に入れる場合は、最初からレギュラーサイズで設計することをおすすめします。

【印刷前に必須】オリジナルトレカを作る際のサイズ設定と比率の基礎知識

アニメ制作会社やイベント会社の企画担当者が、印刷会社へオリジナルトレカの発注データを入稿する際、絶対に知っておくべき技術的なポイントを解説します。

トレーディングカードの縦横比(アスペクト比)の基本

カードのサイズが異なれば、当然ながら縦横の比率(アスペクト比)も異なります。

比率を無視してデザインを流用すると、画像が引き伸ばされたり、重要なイラストが切れてしまったりするトラブルの原因になります。

サイズごとの縦横比一覧と計算方法

  • レギュラーサイズ(63mm × 88mm)
    比率 = 1 : 1.397 (約 1 : 1.40)
    ※デザイン作成時のアスペクト比は、おおむね「5 : 7」に近い比率となります。
  • スモールサイズ(59mm × 86mm)
    比率 = 1 : 1.457 (約 1 : 1.46)
    ※レギュラーサイズに比べて、やや縦長のスマートな印象になります。
  • K-POPトレカサイズ(55mm × 85mm)
    比率 = 1 : 1.545 (約 1 : 1.55)
    ※クレジットカード(1:1.58)に非常に近く、最も縦長です。

印刷データ作成時の推奨解像度(dpi)設定

トレーディングカードのような精密な印刷物では、解像度の設定が仕上がりのクオリティを左右します。
推奨解像度は350dpi(カラー印刷の場合)です。
解像度がこれより低い(例:Web用の72dpiなど)と、印刷した際にキャラクターの輪郭がぼやけたり、テキストがつぶれて読めなくなったりします。

必ずPhotoshopやIllustratorの新規ドキュメント作成時に「350dpi(または400dpi)」、カラーモードは「CMYK」に設定してください。

塗り足し(ブリード)の設定方法と注意点

印刷機でカードを大量に印刷し、規定のサイズに裁断(カット)する際、どうしてもミリ単位の「ズレ」が生じます。

このズレによってカードの端に白い余白が出てしまうのを防ぐため、仕上がりサイズよりも一回り大きく背景を引き伸ばしてデザインする「塗り足し(ブリード)」が必要です。

一般的な塗り足し幅は上下左右に各3mm(合計で幅・高さともに+6mm)です。

  • レギュラーサイズの場合…仕上がり 63×88mm = データ作成サイズ 69mm × 94mm
  • スモールサイズの場合…仕上がり 59×86mm = データ作成サイズ 65mm × 92mm

※文字やロゴなど、絶対に切れてはいけない重要な要素は、仕上がり線からさらに2〜3mm内側の「安全領域(セーフティエリア)」内に配置してください。

スリーブに収まるサイズを前提に設計するメリット

オリジナルトレカを企画する際、独自の変形サイズで作るよりも、既存の「レギュラーサイズ」または「スモールサイズ」に準拠して設計することを強く推奨します。

その理由は以下の通りです。

  1. ユーザーのコレクション意欲向上…市販の「1重スリーブ」「2重スリーブ(オーバースリーブ)」や、コレクションバインダーにぴったり収まるため、ファンが大切に保管しやすくなります。
  2. 製造コストの削減…印刷会社がすでに保有している「木型(抜き型)」を使用できるため、特注の型代が発生せず、初期費用を大幅に抑えられます。
  3. 納期の短縮…規格外のサイズに比べて、印刷・裁断工程がスムーズに進むため、イベント直前の急な発注でも納期トラブルを防ぎやすくなります。

まとめ

アニメグッズやイベントノベルティとしてオリジナルトレーディングカードを製作する際は、ターゲット層が普段遊んでいるカードゲームのサイズに合わせるのが鉄則です。

最も汎用性が高く、イラストをダイナミックに見せられるのは「レギュラーサイズ(63mm × 88mm)」、コンパクトで手軽に配布できるのは「スモールサイズ(59mm × 86mm)」です。

印刷トラブルを防ぐためにも、縦横比の計算、350dpi以上の解像度設定、上下左右3mmの塗り足しを徹底し、ファンに喜ばれるハイクオリティなカードを制作しましょう。

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